〈特別企画展〉「中国残留孤児の帰国に尽力した山本慈昭氏写真展」

2023年6月21日~9月18日まで「中国残留孤児の父」と慕われた在りし日の山本慈昭氏を偲び、記録写真36点を展示します。

休館日:火曜日(7月25日~8月29日は休館日なし)


*山本慈昭…阿智村・長岳寺の元住職。満蒙開拓団の一員として満州で過酷な体験をしながら、生涯を残留孤児たちの肉親捜しに捧げた。その半生は「望郷の鐘」として映画化された。

長岳寺と学校で季節託児所を開いた。防共国旗のひるがえる下で和尚さんの話を聞く子供達。

1938(昭和13)年 阿智村駒場・長岳寺

熊谷元一写真童画館

熊谷元一は、昭和11年に初めて自分のカメラを購入しました。それ以来、生まれ育った阿智村を被写体とし続けてきたのです。いわば写真による定点観測といえましょう。熊谷による農村記録写真は、結果として時代の変貌をまざまざと印画紙に刻み込んでいくことになります。