熊谷元一写真展および元一写真フォーラムの開催について

写真展 『もっと知ってほしい 熊谷元一 写真展』

 1934年から飯田下伊那を70年にわたり撮影した熊谷元一は、1950年代に最も多くの写真を撮影し、岩波書店から3冊の写真集「一年生」「かいこの村」「農村の婦人」を出版しました。本展示はその中に収録された写真の中から傑作31点を展示します。

◆飯田会場 飯田市公民館 丘の上結スクエア 3階 大会議室C,D

 会期

  2024年 3月15日(金曜日)〜3月24日(日曜日) 

  午前9時30分〜午後5時 金曜日は午後8時まで


◆阿智会場 阿智村コミュニティ館 2階 ホール

 会期

  2024年 3月26日(火曜日)〜4月7日(日曜日) 

  午前9時30分〜午後5時

入場無料


フォーラム 『元一写真の魅力を探る』

 専門家の話を通し、元一写真の魅力を探るフォーラムを開催します。矢野氏は熊谷元一からの聞き取りを行っており、熊谷元一についての本も出版しています。櫻井氏は南信州の民俗学に造詣が深く、南信州の視点からお話いただきます。

日時 

 2024年 3月17日(日曜日) 午後1時30分から

会場 

 飯田市公民館 2階 多目的ホール

登壇

 ◆『熊谷元一の世界 全村博物館から世界記憶遺産へ』

   矢野 敬一 氏(静岡大学教育学部 教授)

 ◆『熊谷元一写真に何を学ぶか』

   櫻井 弘人 氏(國學院大學兼任講師・柳田國男記念伊那民俗学研究所)

入場無料・申込不要

 会場の定員は100名です。お早めにご来場ください。


主催 阿智村・熊谷元一写真展実行委員会

後援 飯田市教育委員会・信濃毎日新聞社・岩波書店

熊谷元一写真童画館

熊谷元一は、昭和11年に初めて自分のカメラを購入しました。それ以来、生まれ育った阿智村を被写体とし続けてきたのです。いわば写真による定点観測といえましょう。熊谷による農村記録写真は、結果として時代の変貌をまざまざと印画紙に刻み込んでいくことになります。