第1回 熊谷元一写真賞コンクール受賞作品 [働く]（平成10年）

元一写真大賞・伊原耕作　「いまだ現役」（長野県飯田市）

阿智村賞・柳澤正巖　「暑い日に」（長野県望月町）

信濃毎日新聞社賞・阪野吉平　「ダンプカーの運転手」（山形県川西町）

優良賞・国岡洋一　「すけそう漁婦」（北海道砂原町）

優良賞・川上和三　「ボクもお手伝いできるよ」（長野県浪合村）

熊谷元一写真童画館

熊谷元一は、昭和11年に初めて自分のカメラを購入しました。それ以来、生まれ育った阿智村を被写体とし続けてきたのです。いわば写真による定点観測といえましょう。熊谷による農村記録写真は、結果として時代の変貌をまざまざと印画紙に刻み込んでいくことになります。